Nekoの弾き語ってきた日々 その2

中学校で入ったフォークソング同好会にはおんなじクラスのAちゃんがいて、彼女は弾き語りでは先輩のよう。もう一人のMちゃん(美人!)と3人でユニットを組むことになったのだが、Aちゃんに「初心者はベースがいいよ。弦が4本しかないから簡単だよ」と諭され、なんか変だなと思いながらも気が付けば アリスの「帰らざる日々」で,ベーシストとして学内デビューを果たすことになったのでありました。その後 ベーシストとしてなんかやった記憶はないが,例のごとく「ベース 弾いたことがある」気にはなっていた。これがまた,大学時代にパンクなベーシストを生み出すもとになっていくとは,まだ誰も知らない。

取りあえず,ボーカル=フロント=ルックス という思い込みもあって,その後はやはりモテ子のYちゃんとユニットを組んで,自分はAギターとコーラスを担当。中島みゆきやらふきのとうやらをよく演奏した。自分のオリジナルもコーラス付けて結構歌ってもらった。地元の楽器屋主催のコンテストに出たり(審査員特別賞もらった!)ポプコンのテープ審査に落ちてみたり(落ちたけど佳作で,初めて著作権登録がどうのという話にドキドキした!) ボーカルのYちゃんの声は今でも一番好きな声かもしれない。 3ピース(ピアニストのIちゃんとボーカルのBちゃん)も,愉しかったな。

中高つながってたこともあってか、中学生のときから「オリジナルソング」を作ってる高校生が周りに普通にいたし,時代もシンガーソングライターばやりの時代だったし,すごく気軽に詞も曲も作ってた気がする。授業中によく詩を書いてた~

ただ,本音のところは歌うのが好きで,自分の伴奏のためにギターを弾いてたってところが大きいから,自宅ではギター練習というよりは,手あたり次第弾いて歌う日々。ハードケースのアコギを毎日もって通うのも大変で学校におきっぱのときも多かったので,これまた7歳年上の姉のおかげで我が家にやってきたピアノでも伴奏になれば良しと歌いまくってたなぁ。

要するに,ギター弾きとして精進することもなくスケールの一つも覚えず,気に入った曲も8割コピーで満足してしまうていたらく。ボーカルとしても一歩引いた活動で,6年間を過ごしてしまった。

~~つづく