Nekoの弾き語る日々その2〜500miles

続いて、Hdey Westという人が作って、PPMが大ヒットさせたらしい「500miles(1962年)」

<Nekoの勝手な訳詞>**********************

ぼくの乗った列車が行ってしまっても,汽笛の音は100miles先くらいまでは故郷に聴こえるだろう。

たどり着いた先で「神様!ここでならやっていける!?」「もう100miles先に行けば!?」,そうやって流れ流れて気が付けば 500milesも遠くに来てしまった。

今や僕には物もお金も何もない。こんなに遠くまで来てしまって,故郷にも帰れない。

100miles くらいのところだったら,まだ,故郷とつながっていられたかもしれない。

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始めは一気に500mils汽車に乗って行っちゃったんだとおもって歌ってた(私は高知から約500miles 一気に上京してきた)のだけれど,最近は,隣の大きな町に行けば何かいい仕事があるかもしれない,もっと大きな町なら,次の街ならって祈るように仕事,生活を求めて流れるうちに故郷を遠く離れてしまった、ということなのかなと思うようになった。そう思うと,100miles先まで聞こえる汽笛の音というのが,故郷とのかすかなつながり,あそこで引き返していればまだ帰れたかもしれないなぁ,なんていう思いにも聞こえてくる。

 

この豊かで便利な現代の日本でも,親不孝な私には遠い遠い郷里。もう3年くらい帰ってないなぁ。あと何回 親の顔が見れるだろうか。